虐待で苦しみ、児童養護施設で暮らす子供たちに、心のケアと教育の支援を! みらいこども財団
ストーリー
世界のどこにいても子どもたちの支援ができる!
みらいこども財団は、虐待で苦しみながら児童養護施設で暮らしている子どもたちを支援しています。
「プロジェクト概要」
◆みらいこども財団は2022年8月現在、全国600の児童養護施設を対象にさまざまな支援を行っています。
【目標】全国600の児童養護施設で暮らす子どもたち3万人の支援です。
◆現在は18歳から50歳代のボランティアクルー300名が全国の児童養護施設の子どもたちを対象に心のケアと子どもたちとの信頼関係をつくることで、子どもが施設を卒業してからも人生の伴奏者として寄り添い続けます。
【コロナに負けず、世界のどこにいても、全国の児童養護施設の子どもたちを支援する仕組みをつくりました】
◆オンライン里親制度
児童養護施設を卒業して進学する子どもたちを応援するプロジェクト。
3カ月に一度学生の成長をオンラインを通して見守ることができます。
2021年から約1年で17名の学生に対して100名以上のオンライン里親さんが支援しています。
◆オンラインボランティア
大人とのかかわりを求めている子どもたちに対して、オンラインを通じて一緒に遊んだり、勉強したりするボランティア活動です。
東京、神奈川、京都、滋賀、大阪、愛媛、長崎、鹿児島など多くの地区の児童養護施設の子供の支援を行っています。
「みらいこども財団の思い」
◆虐待を受けた子どもたち
貧困によって教育の機会を奪われ、虐待によって「こころ」が大きく傷ついた多くの子どもたちは人を信じたくても、信じることのできないまま児童養護施設を卒業した後、たった一人で社会にでて苦しむことになります。
私たちは、施設にいる間にもう一度子どもたちが心から人を信じることができるように何度もなんども会いに行きます。
◆自分の5%を社会にシェアする、優しい仲間を増やす
虐待や貧困を無くすためには、周りの私たち自身が変わらなければなりません。子どもたちの支援をすることで、子どもたちから勇気や元気をもらった私たちは優しく変わることができました。そのような仲間を一人でも多く増やすことも大事な目的です。
「施設訪問ボランティア」
児童養護施設にボランティアが毎月訪問して、一緒に遊ぶなかで信頼関係を築き、子どもたちが施設を卒業してからも支援を続けるための私たちの活動のベースとなる支援。
「施設および施設を卒業したこどもへの物資提供」
全国の児童養護施設からのアンケートをもとに、さまざまな企業と連携を行い不足している食料や身の回りの品、洋服などをお贈りしています。
「学習支援」
社会にでるまでに、基礎的な学力をつけるためにマンツーマンで子どもたちの元へ毎週通い勉強を教えながら心のケアをする大切なプロジェクト。
「就業支援」
ボランティアクルーが自分の仕事のことを子どもたちにお話をさせていただき、子どもたちに夢や仕事について興味を持ってもらうためのプロジェクト。
「みらい基地」
私たちは、地域の優しい人が、地域の子どもたちを支えることができるように全国にみらいこども財団の活動拠点として「みらい基地」を作ります。
児童養護施設にいる時から支えている私たちだからこそできる、施設を卒業した後の支援です。
全国47に活動拠点を、そして「みらい基地」300カ所作ることを目指しています。
毎月の活動レポートはこちらからご覧ください。
寄付金の使いみち
皆様からいただいたご寄付は、主に、勉強を教えるために必要な教材費や、児童養護施設までの交通費、子どもたちの居場所を作るための費用として活用させていただきます。また、一部を運営経費として使用させていただきます。一人でも多くのこどもたちをサポートするために必要な拠点を構え、維持する経費としても活用させていただきます。(2020年4月 拠点の経費としての使途を追記)
一般財団法人みらいこども財団
【支援状況】ボランティアクルー 180名
オンライン里親 120名
・給付金対象児童養護施設 600施設
・物資提供先児童養護施設 350施設
・ボランティア児童養護施設 28施設
(東京・神奈川・大阪・京都・兵庫・滋賀・愛媛・長崎・鹿児島など)
毎月笑顔にしている子どもたち2,000名以上
【世界中どこにいても、誰でもが児童養護施設の子どもたちの支援ができるしくみをつくります】
日本では格差社会が広がり、7人に1人が貧困家庭に暮らしていると言われており、貧困からさまざまな要因で児童虐待につながり、虐待で死亡する子どもたちは年間80名以上います。
児童養護施設にはほとんどが虐待を受け、苦しんでいる子どもたちが暮らしていますが、現状は国からの支援など行き届いておらず、施設を卒業してからも苦しんでいる子どもたちが数多くいるのが現状です。
みらいこども財団は子どもたちの周りの私たち自身が、自分たちのできることを、一人の5%の時間を社会貢献に使うことで社会をより良くしたいと考え、子どもたちを支える活動を行っています。