「ごはんを食べたい」 コロナ禍のひとり親家庭に向けたフードバンク (グッドネーバーズ・ジャパン)

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ストーリー

[「ごはんを食べたい」 コロナ禍のひとり親家庭に向けたフードバンク (グッドネーバーズ・ジャパン)]の画像
子どもに「ママ食べないの?」と聞かれ、胸が痛かった

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2022/10/01

困窮するひとり親家庭への食品支援を配送で

東京、大阪、兵庫、京都の4都府県の緊急事態宣言について、政府は期限を5月31日まで延長しました。

厚生労働省の調査[1]では、日本国内のひとり親家庭の子どもの約2人に1人にあたる48.3%が貧困状態にあります。また、母子世帯の86.7%が「生活が苦しい」と回答しています。

グッドネーバーズ・ジャパンが運営するひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」では、毎月一都三県と大阪周辺のひとり親家庭に食品を無料で配付しています。

1世帯分の食品(内容は月によって変わります)

利用者の半数以上は非正規雇用で、緊急事態宣言に伴う自粛や営業短縮に伴い、多くの場合、家庭で就労している人が一人しかいないひとり親家庭において、経済的影響が大きくなっています。

経済格差は拡大し、私たちのもとへ寄せられる相談も、憔悴(しょうすい)しきった様子で「明日食べるものがない」など深刻化しています。

自宅へ届いた食品の箱を開ける男の子

当団体ではこれまで新型コロナウイルスの拡大を考慮し、通常行っている月3回の対面での食品配付(利用できるのは一世帯につき月一回)を状況に応じて配送でも行ってきました。

食品の配送作業の様子

グッドごはんでは、利用者とのコミュニケーションを大事に考え、2021年5月から対面配付を行うよう準備をしてまいりましたが、ひとり親家庭のママやパパが感染してしまった場合の子どもたちへの影響を考慮し、緊急事態宣言中の食品支援を配送に変更することが望ましいと判断いたしました。

「子どもに食べ物を我慢させるのは本当につらい。買ってやれない甘い物が入っていると、本当に嬉しそうです」(利用者より)

配送に変更することで、1世帯当たり約1,000円の配送料のほか、梱包資材費などで以前よりも毎月100万円前後の支出増となっています。それでも、ひとり親の感染リスクを避け、食の支援を届ける必要があります。

「ちゃんとご飯を食べたい。」
子どもたちのこの願いは、子を思う親の願いでもあります。不安を抱えて子育てをするひとり親にとって、差し伸べられる手は心の支えになります。育ちざかりの子どもたちに、食べるのをがまんさせなくて済むように、どうか力を貸してください。

育ちざかりの子どもたちに、食べるのをがまんさせなくて済むように

[出典]
1.「2019年国民生活基礎調査」厚生労働省

寄付金の使いみち

3,000円のご寄付が1世帯分の食品(18,000円相当)になります。

※ご寄付は、原則として食品の運搬費や管理などに使われます。食品は基本的に現物寄付で賄われていますが、1世帯あたりの食品を提供するための食品の輸送や管理に約3,000円が必要です。

食品を配送で行う場合は、上記に加え、1世帯あたり約1000円配送費用(800世帯の場合約80万円/月)を始め、梱包資材などの費用にも充てられます。

●活動報告(公式サイト)の詳細はこちらからご覧ください。

#新型コロナウイルス支援_子ども
#新型コロナウイルス緊急支援
“#childdiner”

活動情報

休校や長期休暇で困っているひとり親家庭へ食品を配布(2022年4月15日更新)

グッドごはんでは、個人や企業の方からの温かいご支援のおかげで、毎月1,000世帯を超えるひとり親家庭に食品を配布することができています。

利用者の子どもからのイラスト

2月、3月には、新型コロナウイルスの影響により学校が休校になったり、子どもが春休みに入ったりしたことで、食費や手間がいつもよりかかるといったお悩みの声を多くいただきました。利用者の方からのコメントをいくつかご紹介します。

・「とうとう下の子の保育園でもコロナ陽性者が出てきてしまい、まん延防止措置の休園協力で1カ月以上下の子と一緒。とうとう昼食さえどうしようかと思っていた時にグッドごはんさんからの配送、とても嬉しかったです。」

・「今回もたくさんのいろんな食品をご支援いただきまして、本当にありがとうございます! 娘はポテトチップスが入っていたのがとても嬉しかったようです。先月末は娘の小学校が休校続きで給食がなかったため、食費がかさんでしまいました。そのタイミングでのこ支援だったので、とても助かります。」

・「春休みで給食がなかったので、お米の減りが早かったので、お米がとても助かりました。ありがとうございました。」

より多くのひとり親家庭に食品を届けられるよう、引き続きグッドごはんの応援をよろしくお願いいたします!

対面配付を再開しています(2021年12月21日更新)

対面配付の様子

緊急事態宣言が解除された10月より、食品の対面配付を再開しました。直接利用者の方々のお顔を見て食品をお渡しすることができるようになり、またボランティアの方々の参加も受け入れを再開したことで、グッドごはんには新たな風が吹いています。

新型コロナウイルスの感染者数は激減した10月でしたが、グッドごはんの新規登録者数は減ることはなく、前年同月比で35%増加しました。ここ数カ月の食品配付世帯数は東京・大阪合わせて月1,000世帯を超えています。

特に年末は学校が冬休みに入るため、給食がないことで「子どもにおなかいっぱい食べさせてあげられない」と悩むひとり親たちの声がいつも以上に届きます。

私たちはこの事態に対し、配付拠点を新たに設置したり、配付日程を増やしたりとできるかぎりの対応をしてまいりました。

困窮するひとり親世帯が増えている現状を受けて、私たちは大きな決断をしました。

それは、グッドごはんの食品配付を来る2022年に大きく進化させることです。

【量の進化】
毎月約1,000世帯に配付している食品を、毎月4,000世帯に配布できる体制をつくります。

【質の進化】
冷蔵庫と冷凍庫を設置・拡充することで、肉・魚・野菜・果物などの生鮮食品、冷蔵・冷凍食品の配付を大幅に増やします。
既に2021年にも、試験的にこれらの食材の配付を行いました。

これにより、より多くのひとり親家庭に、より栄養価の高い食品を配付することが可能になります。

年末に困っているひとり親たちのために、そして来年のグッドごはんバージョンアップを可能にするために、今後ともご支援をお願いいたします。

5月の配付完了(2021年6月11日更新)

5月の配付内容の一例

2021年5月分の配送が完了しました。今回の配付世帯数は、東京・大阪合わせて758世帯です。

グッドごはん利用者の声

私たちの元には、利用者からのこのような感謝の声が届いています。

その一方、
「助けてください……親子3人、いつまで生きられるか分かりません……」こんな切実な声も、毎週のように届いています。

今後もご支援・応援の程よろしくお願いいたします。

新たに大阪での活動を開始しました(2020年12月2日更新)

2017年から始まったフードバンク事業「グッドごはん」は、これまで東京近郊のひとり親家庭のべ約4,500世帯に食品を届けてきましたが、この度大阪でも同事業を開始することとなりました。

8月からは大阪市でも約200世帯/月へ提供を開始するなど、できるだけ多くの利用者に食品を提供できるよう努めております。

食品配送作業の様子

長期化するコロナ禍で、子どもたちの生活を支える食品配付への需要はさらに高まっており、継続的に食品を提供する必要があります。
グッドネーバーズ・ジャパンは、ひとり親家庭の子どもたちがきちんと食事を取れるよう、今後もひとり親家庭への食品配付を続けていきます。

応援してくれる方へのメッセージ

「グッドごはん」大阪の利用者から届いた声の一部を紹介します。

<食品を受け取った利用者の声>
・カップ麺が入っていて感動しました。本当にいつぶり!? のカップ麺です。子どもたちは見た事がなかったので興味津々で普段食が細い子どもがたくさん食べてくれました! またお菓子も大喜びでした! 普段おやつ頑張ってうまい棒1本を週末のみ。とかなので。
ありがとうございました!!

・子どもが小さい時は私が頑張ればなんとかなる! と思っていましたが、中学生になるとまとまったお金がかかり食費も増え不安になっている時に支援のお話を伺いました。とても心強いです。息子たちにも支援していただいている事を話し続け、感謝、思いやりの気持ちを持てる様に子育てを頑張り抜きたいと思います。ありがとうございます。

※これまでに、のべ6,546世帯に食品を提供しています。(2020年10月末時点)

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、GATHERが責任を負うものではありません。

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

グッドネーバーズ・ジャパンは、世界40カ国以上で活動する国際グッドネーバーズ・インターナショナルの一員です。グッドネーバーズは、1996年に国連経済社会理事会(UN ECOSOC)からNGO最高資格である総合協議資格を取得しています。

グッドネーバース・ジャパンは2004年に開設され、現在アジア・アフリカの7カ国で、子どもたちが笑顔で安心して暮らせるための支援活動を行っています。また、2013年より、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都から認可を受け、2017年からは新たに国内の子どもの貧困対策に取り組んでいます。

ビジョン
子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会

ミッション
国内外のパートナーとともに、貧困および差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く

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コロナ禍のひとり親家庭に向けたフードバンク支援

【リターン内容】
3,000円のご寄付が1世帯分の食品(18,000円相当)になります。 ※ご寄付は、原則として食品の運搬費や管理などに使われます。食品は基本的に現物寄付で賄われていますが、1世帯あたりの食品を提供するための食品の輸送や管理に約3,000円が必要です。食品を配送で行う場合は、上記に加え、1世帯あたり約1000円配送費用(800世帯の場合約80万円/月)を始め、梱包資材などの費用にも充てられます。 ●活動報告(公式サイト)の詳細はこちらからご覧ください
支援条件:クレジットカードの発券
指定のクレジットカードを申込いただき、発券完了にて支援実施

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コロナ禍のひとり親家庭に向けたフードバンク支援

【リターン内容】
3,000円のご寄付が1世帯分の食品(18,000円相当)になります。 ※ご寄付は、原則として食品の運搬費や管理などに使われます。食品は基本的に現物寄付で賄われていますが、1世帯あたりの食品を提供するための食品の輸送や管理に約3,000円が必要です。食品を配送で行う場合は、上記に加え、1世帯あたり約1000円配送費用(800世帯の場合約80万円/月)を始め、梱包資材などの費用にも充てられます。 ●活動報告(公式サイト)の詳細はこちらからご覧ください
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